今日はずいぶんと涼しいです。座っていると足元からしんしんと冷えてきます。
外を歩けば金木犀も香っています。オレンジ色の小さい花からなつかしい甘い匂いがでてきとる。

blink182の新しいアルバムを買いました。CDを買ったのはいつ以来でしょうか。
もう何度も繰り返し聴いています。とても良いアルバムです。
35歳のパンクおじさんのハートを直撃です。 

CDのアルバムというのは何度も繰り返し聴いていると、
その一枚全体の風景というか、雰囲気のようなものが自分の中にできあがります。

それは音楽だけではなく、その一枚を何度も聴いていた時の自分をとりまく環境や考えていたことなんかも含めて、一枚のアルバムを再生する何十分かの中に自分の断片を溶け込ませた煮こごりみたいなものができあがるのだと思います。

それぞれの頭の中の冷蔵庫みたいな所に、その煮こごりみたいなものが保存されていて。データなどでは保存のしようがないその時の僕の脳みその状態が曖昧な形で保存されているわけです。 

CDアルバムというのはそういうDIYな感じのイメージ保存装置なわけです。

ポイントは何度も繰り返し聴く。ということです。
繰り返し聴くたびにその出し汁みたいなものがどんどん濃くなり、時間を経るごとに味わい深くなるのだと思います。

シャッフルするなかれ。Geniusに頼るなかれ。その曲順も含めたアルバム全体に充分な親近感を持ったその時から、脳みその出し汁があふれ、音と音の隙間、言葉の裏やベースやドラムのリズムにしみじみと染み込んでいくのです。しみじみとですよ。