本「バリュー株投資は勝者のゲーム」
図書館で借りたこの本がクタクタになっているということは、それだけたくさんの人がすでにこの本に目を通しているということで、ここで書かれていることはすでにかなりの人の頭の中に入っている。
この本を読んで得た知識で他の人の優位に立ってる気分になるのは大間違いということだ。
一人で本に向き合っていると、自分と本だけが世界のような気になってくるけれど、世界はものすごく広くてたくさんの人がいる。
投資は、誰かが儲けるとそのぶん誰かが損をするようにできているので、少なくとも参加者の半分より上の能力がないと儲けることはできない。
スマホのゲームなんかをやっててもランキングには圧倒的にたくさんの参加者が僕より上位にいるのが現実世界なので、投資の知識に関しても下から数えた方が早いところにいることは間違いない。
ここを勘違いするとえらいことになる。
宝くじと同じで、参加者の数を少なく見積もりすぎなのだ。今の状況を正確に把握するように。
なん億人といる参加者の中で、一番後ろから森のような無数の先達たちを追いかけている状況だ。吹けば飛ぶような砂つぶのような状況だ。
間違っても参加しようなどと思わないように。
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私感:
投資は、感覚ではできない。
システムで運用するしかない。ルールを作ってその通りに動かすということだ。
銘柄選択とルールの策定が個人の裁量範囲で、それ以外では介入するべきではない。
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リスク解消のための分散に関して
最低10銘柄。業種を分散させることで個別銘柄のリスクをなくすことができる。
国内or海外向け、家庭向けor商業向け、などできるだけいろんな属性に散らばらせることで何か起こった時に(例えばITバブルの崩壊みたいなもの)リスクを分散させることができる。10銘柄ぐらい。
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欲が出てしまうようなシステムを目の前にして、どれだけ欲を出さないことができるかというゲームなんだと思った。
人の欲望を刺激する仕掛けをいっぱい目の前に出されながら、平気な顔をしてチャンスをうかがう。
金をチラリと見せられては逃げられる意地悪なミスターマーケット相手にどれだけ心を乱さないでいられるかという勝負。
十分な知識を持って、毎日変化する自分というものを安定させるためのシステムを作り、決して熱くならずずっと目を開いておかないと勝てない。
これは、体づくりから始めた方がいいんじゃないかな。