劇団SE・TSU・NA「SANTA*CROSS」
神戸アートビレッジセンター。
四方から、ホール中央に作られた家の屋根のセットの舞台を客席が囲む。
衣装と大道具がとてもよくできていた。センスが良い。
見終わった後の感じはよかった。クリスマスをハッピーにしようという意図は大変よく伝わった。良い。
ただ、ファンタジーな世界観の話を、あの距離でされるのは、なかなかしんどいものはあった。
ここから先は別世界。という区切りのはっきりした舞台を作ってもらった方が入りやすいではある。
あまりに演者が近いと、リアルの延長に役者が立ってしまうので、遊んでるみたいに見えてしまう。
それで途中までは、これはちょっと困ったなと思っていたわけだけど、クライマックスで演者が屋根の中央を舞台に集中度が上がって持って行った。
そういう計算でわざと途中まで生活感を残していたんだとしたらすごい。
計算でなかったとしても、結果的に最後はグッときたのでよかったと思う。