さて、日曜日です。
おそろしく天気の良い日曜日です。
僕は毎日の通勤の電車の中で、光り輝く豊饒の瀬戸内海の朝の景色を目にしながら、次の休みが来たらきっとこの海の見える春の海辺で、時間を気にすることなく、心ゆくまで春のぽかぽかを楽しもう。脳みそが溶けるまでぼんやりしてやろうと、そう思ってきました。
僕が求めるのはただそれだけで、時間さえあれば他に何もいらない。心配事や欲しい物とか、昔のことも将来のことも全部頭の毛穴から空へ舞い上がり、ただ呼吸をして目を開いて目の前に見える静かな海を眺めていられればそれだけで僕は満足できるだろうと思っていました。
でも実際に日曜日になってみると、どうしてもこのホットカーペットから離れることができない。背中がホットカーペットにくっついてしもうとる。
テレビから目が離せない。たくさんのチャンネルが僕を捉えて離さない。別に見とうない思とるのにあほみたいに口開けて見てしもとる。
僕は日曜日になるごとにあほになってしもとるなあ。だから月曜日があんなにしんどいんやなあ。ホットカーペット暖かいなあ。