宇宙
今日は肩の診察とリハビリに行きました。
診察は月に一回ぐらいで、リハビリは週に一回行ってる。
今日はリハビリの先生に東洋医学の本を借りたので、診察を待つ間読んでいました。
おもしろかった。
陰陽とか、木火土金水の五行の考え方とか、なんというかちょっとファンタジーな感じだし子どもっぽいよなやっぱ解剖学的な西洋医学の方がリアルだぜよなって思ってたんだけど、これは、人が人を治療するという歴史の中で積み上げた知識とか経験を、覚えやすく伝えやすく、理解しやすいように物語にしたということではないのだろかと、本を読んでいるうちに思い至った。
空間的時間的な伝達手段もろくなもんがない時代において、物語は知識を伝え残すためのすぐれた手段だったのかもしれないな。
正しい知識を伝えるためには改変するなかれというルールをくっ付けておく必要もあっただろうから、現代まで時代遅れになりながらその当時の知識を伝え続けているのではないだろうか。
知らんけど。そう考えるとタイムカプセル的な浪漫がある。
西洋医学と東洋医学の考え方の違いでおもしろいと思ったのは、西洋医学は正しい身体の状態というものを静止画的に規定していて、そこから逸脱している部分を修理したり取り除いたりすることを治療としている。ような気がする。
それに対して東洋医学は、人間という生き物が誕生から成長して老いる。一生のサイクル、一年のサイクル、一日のサイクルの中で常に揺れ続け、動き続け、時間の中で変化し続けているということを前提として、病気というものもその変化の一部として捉えている。
だから西洋医学は解剖学的な切って貼ってで治そうとするし、東洋医学は鍼とか灸の刺激によって変化の方向を変えようとしている、ような気がする。
補完し合うものだとは思うけど、東洋医学は守り続けてきた知識の伝え方がどうしても時代遅れで神秘的なものになってしまうのはなんとかした方が良い。
ただ、人間は種族全体がひとつの生き物であり、地球も含めた星全体がひとつの生命で、宇宙はぼくでぼくは宇宙という、東洋医学のベースになっている考え方はしっくりくるし、西洋医学でここまでたどり着くのはまだ時間がかかりそうな気がするので、総合的には東洋の方が先に進んでるような気がする。
知らんけど。