ようこそお子さん

2020年4月27日

お子さんが生まれました。
生まれましたと書くと、まるでお子さんがミカンみたいに木にでも生ってぽろりと生まれ落ちたみたいな感じに思えてしまうかもしれないけれど、ぼくの勇敢な奥さんが10カ月ほどお腹の中で育てて、壮絶な分娩室での3時間の死闘の末に力いっぱい産んだ。だいぶ大変そうだった。

生んだ直後の奥さんは人類の出産史上でも1・2番を争うぐらいのピカピカのドヤ顔で笑っていました。
その時のぼくときたら、ちっちゃい人は出てくるし助産師さんたちはかっこいいし、奥さんはピカピカしてるしですげえなあと思ってただまわりを見ているだけでした。

出産は神秘とか美しいとか、グロテスクとか怖いとかそういうたぐいのことは全然思わなくて、たださっきまでずっと苦しそうにしてた奥さんのひさしぶりの笑顔が見れて、それが本当に曇りも迷いもなにもない、わんぱくな花丸の笑顔だったものでぼくも笑ってしまった。

お子さんは今のところまだ何を考えているかよくわからないところもあるのですが、ちいさくておもしろい。