しゃばけ 畠中恵
妖怪がでてくる江戸時代を舞台にしたお話。
夢枕獏さんの陰陽師とかだと、20ページぐらいの間に妖怪を手際よくやっつけて、「うむ」「ほ。」「そうか」みたいな間投詞みたいなのを雅に投げ合ってどんどん次の話に進んでいくけれど、この話はまるごと一冊使ってやっとこさ一匹の妖怪をやっつける。
じっくりと時間をかけて妖怪をやっつけるんだけど、その間に登場人物に親近感が持てるようになるかというとそういう訳でもなくて、仲間の妖怪たちもたくさんいるからその中からお気に入りの妖怪が見つかるかというとそういう訳でもなく、結局何をしていたんだろうと思うけれど読んでる時は楽しかった。
世界がある。全然リアルじゃないんだけど不思議な存在感がある。
シリーズになってると思うから他のも読んでみようと思う。